
お子様と一緒にデザート作りに挑戦!
イチゴの季節がやってきました。イチゴは美味しいだけではなく、美容や健康にとても大切なビタミンCも豊富に含まれています。7~10粒ほど食べれば、1日に必要なビタミンCを補うこともできます。
そんなイチゴを長く楽しむためには保存方法も大事。イチゴは洗ってしまうと傷みやすくなってしまうので、洗わずにタッパーなどに移して冷蔵しておくと1週間ほど日持ちします。その際はヘタを下にして、イチゴがあまり重ならないようにしておきましょう。それでも食べ切れなかったイチゴは冷凍するのがおススメ。ヘタを取って水洗いし、水気を切ったら保存袋に入れます。こうしておけば、約1か月は大丈夫。
イチゴジャムやソースを作るのにもとても便利です。私の一番のおススメはイチゴシャーベット。冷凍イチゴと練乳、牛乳を少し加えてミキサーにかけます。なるべくシャキシャキの食感を残すように、あまりかけ過ぎないのがポイント。イチゴが美味しい時期に味わって欲しい一品です。
今回はイチゴをたっぷりと使ったサワークリームケーキを作ってみました。サワークリームの酸味にリッツクラッカーの塩気がマッチして、後を引く美味しいケーキに仕上がりましたよ。混ぜるだけの簡単な作業なので、お子様と一緒に是非作ってみてください!
材料 (直径 7㎝ × 5㎝のカップ 5個分)
●リッツクラッカー 13枚
●砂糖 大さじ2
●溶かしバター 20g
●イチゴ(大き目のもの) 約10~15個
●飾り用ミントの葉 適量
【サワークリームのムース】
●サワークリーム 200g
●砂糖 70g
●牛乳 50cc
●ゼラチン 7g
●水 大さじ3
●生クリーム 200cc
●レモン汁 大さじ2
作り方
❶ クラフト生地を作る。ビニール袋にリッツを入れて、叩いて粉々にし、砂糖、溶かしバターを入れてよく混ぜる。綿棒などで細かくなるまで叩いてから砂糖を加えてよく混ぜ、最後にバターを加えます。

❷ 生地をカップの底に敷き詰めて、食べやすい大きさに切ったイチゴを1カップにつき約1個分散らす。イチゴを並べる際、外から見えるように周りに散らしてあげるとキレイに仕上がります。イチゴの量はお好みで調節してください!

❸ ゼラチンと水を合わせてよく混ぜ、レンジで溶かしたら(約10秒)牛乳と合わせておく。ゼラチンは水とよく混ぜてからレンジに10秒ほどかけて溶かします。牛乳に加えた後、ダマになっていたら濾してください。
❹ボールにサワークリーム、砂糖を入れて混ぜたら、❸の牛乳を加えてよく混ぜ、泡立てた生クリーム、レモン汁を加えて合わせ、❷のカップに均等に流し、冷蔵庫で冷やし固める。(約2時間)
❺ 固まったら飾り用に切ったイチゴを散らし、最後にミントの葉を添える。

コラムにのせていたイチゴシャーベットをレシピにしてみました。イチゴのフレッシュさと、練乳の甘味が止められない美味しさです。これからアイスクリームは買わずに済むかも!?
イチゴが余ったら冷凍しておいて、沢山たまってから一気にシャーベットにするのがおススメです。是非作ってみてください。
イチゴシャーベット
<材料>
●イチゴ ヘタを取って約300g
●牛乳 1/4cup
●コンデンスミルク 1/2cup

<作り方>
下準備・・・
イチゴはヘタを取って洗い、水気をしっかり取ったら保存用袋に入れて冷凍庫で冷やし固めておく。
❶ 冷凍イチゴをミキサーに入れて常温でしばらく置いておく。(10分~15分)
❷ (1)に牛乳、コンデンスミルクを加えてミキサーにかけます。イチゴの塊が少し残る感じで仕上げるのがおススメ。
(そのままシェイクのようにグラスに入れて食べるものOKです!)
❸ タッパーに入れて冷凍し、半日ほど経ったら一度取り出して、フォークなどでガリガリとほぐし、滑らかなシャーベット状にしたら出来上がり!
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