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レモン鶏と枝豆の冷たいパスタ

Yukoシェフのシェアレピ Vol.06
レモン鶏と枝豆の冷たいパスタ
by 村上 有子

まるごとレモンでビタミンチャージ!

ビタミンCの代表選手とも言えるレモン。レモンの爽やかな酸味と香りは、お料理を引き立たせてくれるだけでなく、風邪の予防など健康に嬉しい栄養素も含まれています。レモンは色々なお料理に使える食材ですが、丸ごと買っても使いきれないことも多いのではないでしょうか? そんな時におススメなのが、冷凍保存。レモンを丸ごと冷凍すると1か月ほど保存できる上に風味が落ちず、使用するときに手間がかからない、などいいことずくめなのです。一般的に食材を冷凍すると食感や風味が落ちるといわれていますが、レモンにとってはメリットに。冷凍して細胞が壊れることで、硬い皮ごと果汁を絞りやすくなり、さらに皮の苦味を感じにくくなるので、レモンの香りや風味を余すことなく使えます。

今回はそんな冷凍レモンを使ったレモン鶏をご紹介します。レモンの皮も果汁もすべて使って蒸すことで爽やかな風味、ほのかな酸味を感じられ、鶏肉自体も味わい深く仕上がります。たくさん作って冷凍しておけば、忙しい夕食作りなどにもとても便利です。レモン鶏はサラダに入れたり、和え物にしたりとたくさん応用できますが、今回は初夏にぴったりな冷たいパスタを作ってみました。酸味もあり、食欲のない時でもモリモリ食べられる美味しさです。是非作ってみてください!

材料 2人分

【レモン鶏】

●鶏むね肉 1枚(約300g)
●塩 小さじ1弱
●冷凍レモン(オーガニック) 1/4個分
*よく洗って水気を切り保存袋で冷凍
●生姜スライス 2枚
●酒 1/4カップ

【レモン鶏と枝豆のパスタ】

●スパゲッティーニ 150g
☆レモン鶏 左記分量の1/2量
☆枝豆 80g(豆のみの重量)
☆冷凍レモン 1/6個分(すりおろす)
☆にんにくすりおろし 小1片分
☆パルメザンチーズ 大さじ2
☆オリーブオイル 大さじ4
塩・仕上げ用冷凍レモン 適量

作り方

鶏肉は均一に火が入るように観音開きにしておき、塩を両面にしておく。鶏肉は厚い部分を開くようにして厚さを均一にします。塩をたっぷりと振っておくと味がしまって美味しく仕上がります。

❶をお皿にのせ、冷凍レモンを皮ごとチーズグレーターですりおろし、生姜、酒を入れてラップをし、レンジで3分ほど蒸し、粗熱が取れたら身をほぐしておく。冷凍レモンは皮も種もすべてすり下ろします。空気が通るようにふんわりラップ。火が入ってなければ追加して加熱して下さい。

お鍋に湯を沸かし、塩(湯の量の10%)を入れたらパスタを表示茹で時間より1分余分に茹で、冷水にさらしてしめる。

ボールに☆印の材料を入れて、水気を切った❸のパスタを入れて和える。最後に塩で味を調えたら出来上がり。お皿に盛り冷凍レモンをすりおろす。パスタは冷たく冷やしてから水気を切ってソースと合えます。仕上げの冷凍レモンはお好みの量をかけてください!

☆冷凍レモンの扱い方

レモンは水洗いする時にできれば重曹を使って洗うことをお勧めします。よく水気をきって保存バックにいれましょう。なるべく丸ごと冷凍した方が長持ちします。使うときは今回のレシピのように皮も実も種も気にせずにたくさんすりおろして使うのがおススメですが、少し常温においておけば、包丁でカットすることも可能です。

他にライムや柚子、オレンジなど色々な柑橘類で試すことができます。

レモン鶏が余ったら冷凍保存がおススメ

密閉容器に入れたら空気を抜くようにピッチリとラップをしてください。蓋をしたらそのまま冷凍庫へ。一か月ぐらいを目途に召し上がってください!

サラダに和えたり、塩揉みしたキュウリと一緒に和え物にして、そうめんやうどんにトッピングしても美味しく召し上がれます。

Writer’s Profile

村上 有子
村上 有子
料理研究家/栄養士●東京及びリヨン(仏)で製菓製パンを習得後、広尾「アクアパッツァ」日高良実シェフのもとイタリア料理を習得。2016年から活動拠点をNYへ移し、企業向レシピ開発・ケータリング・出張シェフ等で活躍。
Instagram:yukokitchen.nyc

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村上 有子

料理研究家/栄養士●東京及びリヨン(仏)で製菓製パンを習得後、広尾「アクアパッツァ」日高良実シェフのもとイタリア料理を習得。2016年から活動拠点をNYへ移し、企業向レシピ開発・ケータリング・出張シェフ等で活躍。