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ズッキーニと鶏ひき肉の和風グラタン

Yukoシェフのシェアレピ Vol.07
ズッキーニと鶏ひき肉の和風グラタン
by 村上 有子

夏のむくみをズッキーニで解消!

夏に旬を迎えるズッキーニ。たんぱくな味わいとみずみずしい食感が特徴的です。その形や形状からきゅうりの仲間と思われる方も多いかもしれませんが、実はかぼちゃの一種。体内のナトリウム(塩分)を排出するカリウムを多く含み、むくみや高血圧を予防するだけではなく、緑黄色野菜に含まれるβカロテンも多く含まれ、しかも100g 14kcalと低カロリーなヘルシー野菜です。そんなズッキーニの栄養を一番効率よく摂るには、油を使った加熱調理がおススメ。βカロテンは脂溶性ビタミンのため、油と一緒に調理することでより吸収率がアップします。炒めものやフライ、バターや生クリームなどの脂質と合わせて調理するのもいいですね。

今回は柚子胡椒を使って和風テイストにしてみました。柚子胡椒はお刺身や湯豆腐、うどんなどに合わせることが多いと思いますが、実は乳製品との相性がバッチリ!生クリームのコクにツンとした塩気が合わさり、爽やかな味わいに仕上がります。さらに、さっぱりした鶏ひき肉を使うことで全体が軽いテイストに。ズッキーニもみずみずしく、歯ごたえもあり、全体を合わせることでバランスのいい爽やかなグラタンに仕上がりました。ホワイトソースなど作らず簡単にできるグラタンです。忙しい日の晩御飯の一品に加えてみてください!

材料 18×12×5cmのグラタン皿1台分(約2人分)

●にんにくみじん切り 1片分
●玉ねぎみじん切り 小1/2個分(120g)
●鶏ひき肉 200g
●小麦粉 大さじ1
●生クリーム 1/2cup

●柚子胡椒 小さじ1
●ズッキーニ薄い輪切り 1本(200g)
●溶けるチーズ 80g
●塩・こしょう・オリーブオイル 適量
●パン粉 適量

作り方

1フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて火にかけ、にんにくのいい香りがしてきたら玉ねぎを入れてしんなりするまで炒める。
オイルとにんにくを入れてから火にかけます。にんにくが焦げないように注意! もしも焦げてしまったらやり直ししましょう。

さらに鶏ひき肉を加えて炒め、火が通ったら小麦粉を加えてサッと炒め、生クリームを加える。一度沸騰させたら火を止めて、柚子胡椒を加え、最後に塩・こしょうで味を調える。
小麦粉を加えたら全体をサッと炒めましょう。柚子胡椒は香りが飛ばないように生クリームが沸いたら火を止めてから加えます。

グラタン皿に、❸の半量を入れて敷き詰めたら、上に輪切りのズッキーニをのせ、さらに溶けるチーズをかける。同じ作業をもう一度繰り返したら最後にパン粉を振る。
薄切りにしたズッキーニは重なり合うようたっぷり敷き詰めます。この作業を繰り返し、2段の層にしてボリュームを出します。

400℉に余熱したオーブンに入れ、約20~25分焼き上げたら出来上がり。

Writer’s Profile

村上 有子
村上 有子
料理研究家/栄養士●東京及びリヨン(仏)で製菓製パンを習得後、広尾「アクアパッツァ」日高良実シェフのもとイタリア料理を習得。2016年から活動拠点をNYへ移し、企業向レシピ開発・ケータリング・出張シェフ等で活躍。
Instagram:yukokitchen.nyc

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料理研究家/栄養士●東京及びリヨン(仏)で製菓製パンを習得後、広尾「アクアパッツァ」日高良実シェフのもとイタリア料理を習得。2016年から活動拠点をNYへ移し、企業向レシピ開発・ケータリング・出張シェフ等で活躍。