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お酒で太らないアフターケア

Elly’s 養生生活 Natural Body Care Vol.03
お酒で太らないアフターケア
by Elly

こんにちは! Ellyです! パーティーシーズン真っ只中! お酒を楽しむ方も多いのではないでしょうか? しかし、お酒を飲みすぎると太る! と心配されている方も多いと思います。お酒は飲んだ翌日が大事! 翌日のケアを知っておくことで、安心して楽しいシーズンを過ごすことができます!

お酒で太る原因は主に2つ。①むくみ②肝臓の機能低下です。この2つを、3日以上放っておくと、定着して体に「太さ」として蓄積してしまいますので、翌日のケアが大事です。

お酒で太らないアフターケア

お酒は東洋医学では「陰性」の食品。陰性は「緩む・膨張する・水分を溜め込む・冷やす」という特徴があります。お酒は細胞に水を溜めながら、膨張する=むくみが発生しやすくなるのです。お酒を飲むと頭が痛いという方は、血管が膨張して神経を圧迫していたり、飲んだ翌日は顔がパンパンという方は、まさにお酒の「陰性」の影響が出ているからなんですね。ちなみに、陰性の食品は「スイーツ・果物」もそれに当たります。お酒を飲まないけれど、ケーキやフルーツ、アイスクリームが好きという場合も、体が膨張しやすいので、同じケアをするといいでしょう。

「陰性の食事」にとても効果があるのが「利水:体内の余分な水分を排出する」食材です。お酒に一番効果があるのが「小豆」。小豆の煮汁や小豆茶は二日酔いの特効薬としても使われます。そのほかに、黒豆・あさり・玄米・レタス・海藻・紅茶などです。

また、お酒を飲んだ翌日は肝臓のケアも忘れずに行いましょう。それはズバリ、「12時間以上、固形物を食べないこと」です。肝臓は、食べ物の解毒、血の貯蔵、内臓を円滑に動かす働きなど、やることがとにかく多い!アルコールという異物の解毒にそのリソースを使いすぎて、そのほかの仕事が後回しになります。すると基礎代謝の3割以上を占める肝臓の機能は下がり、どんどん太りやすくなります。さらに、肝臓は「気を巡らせる臓器」。すなわち、ストレスコントロールをしている臓器なんです。肝臓の機能が下がると、ストレスが溜まりやすく、暴飲暴食を引き起こしやすくなるので、肝臓に負担をかけないことは、健康にとってかなり重要なんです!

でも、安心してください! 肝臓は休める時間さえ与えてあげれば、自分で浄化できるんです。夜1〜3時の時間(肝の自浄時間)にしっかり眠って、1日12〜14時間、固形物を食べないで過ごせばOK。例えば、朝食を無糖のお茶やブラックコーヒーで過ごし、ランチや夕食にあさりやレタスのスープと玄米にすると完璧です。小豆が手に入るなら、小豆の玄米リゾットがおすすめ。お酒のむくみの定着の防止にも役立ちます。

お酒を安心して楽しむための、翌日のコツ、ぜひお試しください!

Writer’s Profile

Elly
Elly
YouTubeEllyのボディメイクチャンネル・養生ダイエット」を主宰するダイエットコンサルタント。一部上場コンサルティング会社を退職後、35歳からボディメイクトレーナーに転身。東洋医学・栄養学など、古今東西あらゆる知識を融合させた、独自のダイエットメソッド「養生ダイエット」を発案。ダイエット指導は1000人を超え、10kg以上減の生徒も多数。20236月に2冊目の書籍『自然やせ力』が発売。日本ではAmazon総合3位にランクインのベストセラーになっている。

Web:https://ellys-bodymake.com/

Instagram:elly_bodymake_oriental

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