こんにちは！ Ellyです！ ストレスでイライラする、寝ても疲れが取れない、お腹周りが太くなってきた、そんな不調は「肝臓疲労」が溜まっているサイン。肝臓は「体の反応をスムーズに行う作用」を担っており、まさしく「自律神経」そのもの。肝臓は基礎代謝の３割以上を占めます。メタボリックなどの生活習慣病につながるので、不調を放っておくのは危険ですが、３つのコツを掴むだけで、みるみる肝臓は蘇ります。
❶２日間ベジタリアン
肝臓に負担となる食べ物の筆頭は「動物性食品」（お肉・卵・乳製品）。動物性食品は、分解するときに毒素・老廃物がたくさん出ます。老廃物でドロドロになった血液が、肝臓内で鬱血して、定着すると脂肪肝に。同時に肝臓と太い血管でつながる腸や心臓、筋肉も鬱血をおこします。「高血圧・糖尿病・動脈硬化・腎不全」など、多くの慢性病の一歩前に起こっているのが、肝臓の鬱血です。週に連続２日間「動物性食品」を控えると、肝臓の自己回復力が上がりやすくなります。お肉を食べた日は、老廃物の排出促進に、生の大根や玉ねぎを食べましょう。
❷右肩・肋骨の下のマッサージ
肝臓の不調は「右側」に出るのが特徴。右側の肩や下腹部に痛みを感じる方は、肝の鬱血によって、硬くなっている可能性があります。疲れ目・夜盲症など、目に症状が出ることも少なくありません。肝臓と繋がる「目」は、右側の肩や首の凝りで、眼球まで血液が届かず、視力が落ちることも多いのです。また、肋骨の下には「横隔膜」があり、その右下にベターっと密着した状態で、肝臓があります。横隔膜は呼吸を司る筋肉。固まって呼吸が浅くなると、肝臓の動きが悪くなることがわかっています。これが「肝臓が自律神経を司る臓器」といわれる、一つの理由ですね。肝臓ケアには、横隔膜をほぐして、呼吸を深くすることが大切です。
❸鼻呼吸
「鼻呼吸＝腹式呼吸」横隔膜を上下して、呼吸する方法。「口呼吸＝胸式呼吸」肺の上部を使って呼吸する方法です。「肝臓」にいいのは「腹式呼吸」ですね。横隔膜を通して肝臓を活発に動かしてくれます。鼻呼吸は、自律神経を整え、気持ちを落ち着ける呼吸としても知られています。肝は「怒りの臓器」。肝の不調は「肝熱」という熱いエネルギーを頭部に上げ、交感神経が優位に。眉間に皺がより、血圧があがります。浅い口呼吸になりやすく、カッカしたり、ちょっとしたパニック症状が出ることもあります。鼻呼吸の習慣をつけておくことが、肝臓・自律神経・気持ちのアップダウンにも効果的なのです。鼻呼吸は、１日５〜10呼吸ほどで身につきますので、寝る前などに練習してみるのもいいですね。
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