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高校受験に向けた帰国のタイミング

駿台USAの提供する知的サプリ Vol.01
高校受験に向けた帰国のタイミング

★てんびんを2つ使っておもりの重さを求めてみよう!

【基礎】
A2この重さは、B1この重さと等しく、A、B1こずつの重さの合計は15gです。
A、B1この重さは、それぞれ何gですか。
【ちょっと応用】
A2こと6gの合計は、B1こと2gの合計と等しく、A、B1こずつの重さの合計は28gです。A、B1この重さは、それぞれ何gですか。

★入試問題にチャレンジ!

【2010・筑波大学付属中】
重さが異なる4つのおもり A、B、C、Dがあります。この4つのおもりからいくつか選んでてんびんにのせたところ、右上図のような3つの関係になりました。
4つのおもり A、B、C、Dを軽い順に答えましょう。

キケロのつぶやき

【自分とは、人生とは】

「深夜特急」で有名な沢木耕太郎の短編集「彼らの流儀」は、人生に悩む市井の人々が主人公のオムニバスです。その中に収められている「砂漠の雪」という作品では、人生に迷う若者がふとしたきっかけでサウジアラビアの砂漠での短期の仕事を得ます。休憩時間に彼は砂漠でギターを弾くという夢をかなえようとしますが、奏でる音は反響するもののない虚空に吸い込まれていきます。共鳴するもの、すなわち他人の存在があって初めて人生に意味が生じることに気づいた瞬間、彼の社会復帰は完了していました。

学生のときの勉強とは、煎じ詰めれば社会に参加するための準備です。小論文やwritingなどもそうした視点から捉え直すと、読み手や対立する意見を持つ人のことを考慮に入れていないものが評価されない理由がわかります。いつまでも一人で「自分探しの旅」を続けている残念な大人にならないように気をつけたいものです。

よろず教育相談室

【相談】

高校受験に向けて、どのタイミングで帰国すべきでしょうか?

【回答】

「少なくとも中3の最初までには」「内申のためにも中3の夏まで」「受験直前までこっちにいるのが有利」など、いろいろなアドバイスをする人がいるようですが、事はそんなに簡単ではありません。

戻る先はどこか?受けるのは公立か私立か?語や帰国枠を生かした受験になる?本人の学力や意欲は? 課外活動は? 学区の様子は?新しい環境になじみやすい性格か? そして反抗期は? など、考えるべきファクターはごまんとあります。

結局はケースバイケース。迷ったらぜひご相談ください。

ちなみに、さらに加えて実は高校編入の方がスムーズだったりすることも。これについては別の相談をいただいているので、来月、ご説明しますね。

ご相談は、随時、usa@sundai-kaigai.jpまでお寄せください。

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