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「ワクチン」の語源は、ウシ

駿台USAの提供する知的サプリ Vol.06
「ワクチン」の語源は、ウシ

白百合学園中学の2019年度帰国入試の問題にチャレンジしてみましょう。
図形の問題と文章問題です。

SUNDAIvol06の問題

1. 平行四辺形ABCDにおいて、BC=10㎝、AE=3㎝、EC=5㎝です。
① FDの長さを求めなさい。
② 斜線をつけた「あ」と「い」の部分の面積の比を求めなさい。

2. 桜子さんはある本を1日目に全体の1/3を読み、2日目に30ページ読み、3日目に残りの1/4を読みました。すると3日間で全体の3/5を読んだことになりました。この本は全部で何ページですか。

キケロのつぶやき

ワクチン普及のおかげか少しずつ世の中も元通りに近づいてきた感じですね。さて、今回はこのワクチンの話です。

突然ですが、スペイン語で牛のことをなんて言うかご存じですか。ご存じの方も多いかもしれませんね。はい、「バーカ(vaca)」と言うんです。

で、牛痘(牛のかかる天然痘のようなもの)にかかった牛の膿(ウミ)に触れたことのある人が天然痘にかかりにくい、という観察から生まれたのがワクチンです。英語ではvaccinationと言いますね。

ではなぜワクチンなのか。実はこの言葉、本家本元のラテン語では同じくvacaと書いて「ワーカ」というような発音をします。ここから来ているからワクチンなんです。

一風変わった形で自然から恵まれた現代生活の必需品の一つと言ってもいいかもしれませんね。

よろず教育相談室

【相談】

子どもに本を読ませるにはどうしたらいいでしょうか?

【回答】

「無理強いする」「モノやお金で釣る」は❌ですね。読んだページ数を表にして兄弟や友だちと競わせる、というのも基本的には同じことです。外的なインセンティブで読書させた子どもたちが、将来的に読書を好まず、国語力も低めに育つ、という研究もあります。

ではどうするか? 実は、「うちの子、本読まなくて…」という相談を受けるときによくあるのが、(1)実はお母さん自身もあまり読書家でない、(2)お母さん自身が読書家なので、自分の好みを押しつけている、というパターンなんです。だから、このあたりを見直すところから始めるといいかもしれません。

海外生活の中で日本語力を伸ばし、また人生を何倍にも豊かにしてくれる本の魅力、子どもたちに伝えていきたいですね。

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