You are currently viewing 生命保険–これって必要ですか? Life Insurance

生命保険–これって必要ですか? Life Insurance

スティーブン曽我が語るファイナンシャル Vol.03
生命保険–これって必要ですか? Life Insurance
by 曽我スティーブン 弘真

こんにちは!あっという間に2022年も8月になりましたが、皆さん夏休みはご家族で楽しい時間を過ごされていますか?ご家族と過ごせる貴重な時間をお楽しみください。

今回は、最近お客様からご質問いただいた、生命保険についてお話します。生命保険。これって必要? それとも必要ない?

ファイナンシャル・アドバイザーとして、生命保険がいかに大切かということを理解していただくために、まずは簡単な質問を2つ、ご自身に尋ねてみてください。

1. 今日もしご自身に何か起こったら、家族を経済的に守りたいと思いますか?

その答えがイエスなら、

2. 家族があなたの収入を失った時、守れるだけの資産をお持ちですか?

家族を守りたい、素晴らしい考えです。しかし、現在どれだけの資産があるかが肝心なところです。たとえば持ち家を売ったら、お子さんが成人するまでの十分な生活資金になりますか? 残された配偶者が家賃を払って子どもたちを養っていくために仕事をふたつかけ持ちで働かなければならなくなるのでしょうか? お子さんを私立学校に行かせようにも学費が高すぎて断念しますか? これらは、家族が突然亡くなった場合に起こる、さまざまな現実のほんの一部に過ぎないのです。

一人目の子供が生まれたとき、最初にしたことは生命保険の金額を増額することでした。息子が18歳になるまでに最低限必要な収入を確保するためです。その後二人目にも恵まれ、保険はさらに大切になりました。よく「これであなた、いつ死んでもいいわね」なんて妻は笑いますが、冗談はさておき、子どもたちの将来を考えて、最悪のケースを想定して保障を確保しておくことは家族の共通認識、ということです。

さて生命保険の種類ですが、大きく2つのタイプに分けられます。「定期保険」と「終身保険」。定期保険は一定の期間の保障を一定の金額で提供する保険であり、年齢が若いほど終身保険と比べて掛金が安くなります。年齢が高くなると掛金が上がることも。一方、終身保険というのは字のごとく、予定どおり掛金を支払い続けている限り、死ぬまで保証される長期保険です。こちらは現金化可能な、掛金が積立てられる貯蓄型。掛金を支払っている間はずっと有効です。保障額は予算や家族のニーズによって決めますが、最もシンプルな基準としては、いざという時、はたしてその保障金で何年間家計を支えることになるのかという、年数に年収を掛け合わせるという計算方法。実際にはそれぞれ事情が違いますのでそんなに単純ではないかもしれません。

また終身保険は換金できるといってもそれがベストとは限りませんから、まずはファイナンシャル関係の専門家にご相談になり、あなたにとってベストな保険についてお話してみてください。ではまた!

The offering documents (policies, contracts, etc.) for products from New York Life Insurance Company and its subsidiaries are available only in English. In the event of a dispute, the provisions in the policies and contracts will prevail.

ニューヨークライフ及び系列会社の保険商品の説明文及び契約書の内容は、全て英文でのみ提供されます。疑義が生じた場合は説明文と契約書に記載の条項が優先されます。本記事は一般情報提供のみを目的としています。

Koshin Steven Soga is an agent of New York Life Insurance Company. *Financial Advisor offering investment advisory services through Eagle Strategies LLC, a Registered Investment Adviser. Eagle Strategies is a New York Life Company.
Reiwa Financial is not owned or operated by New York Life Insur ance Company or its affiliates.

Writer’s Profile

曽我スティーブン 弘真
曽我スティーブン 弘真
ファイナンシャルアドバイザー レイワファイナンシャル*ハワイ出身のバイリンガル。皆様の生活を守り、安心な将来を送っていただけるようファイナンシャルプランのお手伝いをしています。
ご連絡はksoga@reiwafinancial.com まで。

関連記事

スポートを物語る

by Satsuki 仕事を辞めて駐在妻になる! そう決めたのは私自身なのに・・・ だんだん失っていく自信と自分に対するアイデンティティ。 これから先、私の人生はどうなるんだろう。 不安に押しつぶされそうになっていたのは […]

日本ではオレオレ詐欺などに代表される、電話を使った詐欺。アメリカにもいっぱいあります。むしろ頻度は米国の方が酷いかも?引っ越してきたばかりの頃は、状況が理解できず詐欺の被害に遭ってしまう方もいらっしゃるので注意が必要です […]

日本では、子供の頃から食に関してはしっかり躾けられ、大人になっても自炊や栄養バランスについて自分で考えられるよう教えられます。しかしアメリカではみなさんお気付きの通り、食に関する感覚がかなり違います。今回はアメリカの食育 […]

スティーブン曽我が語るファイナンシャル

資産の管理と形成を考えたとき、投資における税金の影響を理解しておくことは大切なポイントです。3つのキーワードをご紹介しましょう。「Before-Tax(課税前)」「After-Tax(課税後)」「Roth(無課税)」。投 […]

Q TiME編集長のお気に入りガジェット

筆者が今まで試してきた歴代ヘッドフォンの中で、ダントツに重低音が頭に響くのが、このSkullcandyのCrusher Evo。このヘッドフォンが、他の重低音をウリにしているものと一線を画している点、それは、小型サブウー […]

A Trip Down Memory Lane

夏休みといって真っ先に思い出すのは、決まって兄と二人で通った朝のラジオ体操だ。とはいえ、特別ラジオ体操が好きだったわけではない。だから、体育の授業のはじまりに毎回準備運動がわりに行うラジオ体操も、どちらかと言うとおざなり […]

悔いのない自分を生きるために 「自分軸」という言葉って、聞いたことありませんか? よく自己啓発の分野で見聞きすると思います。自分軸とは何かというと『自分の価値観を持ち、それに基づいて行動すること』です。言葉にすると簡単に […]

日本語de不動産のプロに聞いてみました

Q: ぶっちゃけオハイオの不動産ってどのくらい儲かるんですか? A: 2012年8月24日に購入したダブリンの戸建て、購入に要したお金$66,409。キャピタルゲインが①現在のエクイティ(純資産:価値-ローン残高)$19 […]

スポートを物語る

by 野口武 フラを踊っている」と告げると、決まってこんなリアクションが返って来ます。まず手で波の動きをしながら、「腰、振ってるの?」とか、「裸で踊るの?」とか、異世界の住人を見るかのような驚きの表情で聞いてくるのです。 […]

今回は、クレジットカード大国アメリカならではの現象をご紹介。みなさん、アメリカ生活ではクレカ使っていますか?また、現金は持ち歩いていますか? 今時の子供たちは現金がよくわかっていない? 小学校では一応紙幣や貨幣のお勉強は […]

心が傷つくその前に 長年ネットの悩み相談活動を続けてきた中で、肌でひしひしと感じていることがあります。それは「本当に沢山の人が、悪意ある人の言動に苦しめられている」という事実です。イジメ行為、もっと細かく言えば悪口、陰口 […]

スポートを物語る

by シュウ0 あなたはビリヤードをしたことはありますか? 55歳の私の母が会社員だった約35年前、ビリヤードはとてもメジャーなスポーツだったそうです。しかし現在、私の周りでビリヤードに通っている人は一人もいません。「ビ […]

おすすめ記事

漁師という生き方

九州南部のとある漁師町。県全体の7割もの漁獲量を誇り、天然の良港に恵まれた町がある。最寄りの駅からは、峠を越えて、くねくねしたリアス式海岸沿いの道を車で走らせること30分。穏やかな海に囲まれた漁港のそばで、何隻もの漁船が […]

お笑い芸人パックンのめっちゃポジティブになれるお悩み相談室

海外で暮らすと空気が読めなくなる…!? パックンに相談です。先日、5年間のアメリカ生活を終えて日本に帰国したのですが、海外生活が長かったせいか日本人特有の「空気を読む」ことが難しくなっています。会食中に「最後の一個残し」 […]

まるごとレモンでビタミンチャージ! ビタミンCの代表選手とも言えるレモン。レモンの爽やかな酸味と香りは、お料理を引き立たせてくれるだけでなく、風邪の予防など健康に嬉しい栄養素も含まれています。レモンは色々なお料理に使える […]

私は、所属しているU.S. armyからの辞令で、テキサスにある基地に転勤となり、2020年に3年の予定でコロラド州のデンバーからテキサス州コーパスクリスティに越してきました。コーパスクリスティはテキサス州で8番目の都市 […]

スポートを物語る

by サイラス・リュウイチ・トラン サッカーは、多くの人に開かれたスポーツです。私は、プロサッカーチームのないハワイで生まれ育ちましたが、幼少の頃からボールを必死に追いかけて、プロサッカー選手になる夢を叶えました。そして […]

新着記事

日本ではオレオレ詐欺などに代表される、電話を使った詐欺。アメリカにもいっぱいあります。むしろ頻度は米国の方が酷いかも?引っ越してきたばかりの頃は、状況が理解できず詐欺の被害に遭ってしまう方もいらっしゃるので注意が必要です […]

世界史雑談(ヒストリー サイド トリップ)

現在日本では、ファッションや音楽、料理など、昭和レトロのカルチャーが流行っています。同様に、ネクタイもお父さんが締めていたようなクラシックなデザインがトレンドだそうです。そもそも、ネクタイにはどういう歴史があるのでしょう […]

初代タイガーマスク 佐山サトルが明かす秘話

世間との温度差 当時、いきなりスターになってどういう気持ちですか、とよく聞かれましたが、誰も私の身の上は知りませんでした。 慣れというのは恐ろしいもので、若干二十三歳であっても、三年間の海外修行を、ベビーフェイスでメイン […]

石田純一 1954年東京都生まれ。1972年NHKドラマでデビュー。80年代には、数々のトレンディードラマに出演し、絶大な人気を得る。ドラマや舞台、映画など多方面で活躍。2021年に始めたYouTubeチャンネル「じゅん […]

by ルーバル朋子 スペインの宣教師がカリフォルニアで最初のミッションを建てたことから、サンディエゴのオールドタウンはカリフォルニア生誕の地と呼ばれていることをご存知ですか? ミッションはカリフォルニアに21ヶ所建てられ […]

漁師という生き方

60歳をこえると、少しの風邪が平気で長引くようになる。発熱と咳、なかなか治らんなぁと思っていたら軽い肺炎だった。少し体調が良くなったかと思えば、今度は集中豪雨。海がしけては漁に出られない。体調と天候の悪化がかぶると、漁師 […]

女子神職として初めての祭事で失態を犯してしまった私は、当日はさすがに落ち込んだものの、そこから心身ともに逞しく成長していった。ある意味初めに失敗したことで、もう恐れるものは何も無いという気持ちになったのだ。 そのうち祈祷 […]

クスリのいろは

目薬 目薬を使う理由は、①目の病気で定期的に②アレルギーなどのかゆみに③コンタクトなどドライアイに④疲れ目に、などではないでしょうか。カナダの山火事の影響で、中西部~東部では空気が悪い状態が続いていると聞きました。例年の […]

スポートを物語る

by Satsuki 仕事を辞めて駐在妻になる! そう決めたのは私自身なのに・・・ だんだん失っていく自信と自分に対するアイデンティティ。 これから先、私の人生はどうなるんだろう。 不安に押しつぶされそうになっていたのは […]

世界史雑談(ヒストリー サイド トリップ)

新型コロナウイルスは2023年現在、かつてのような深刻な脅威ではなくなっています。その理由の一つには、迅速なワクチンの開発があります。かつて多くの命を奪った病気を、ワクチンによって撲滅させた偉大な医学者を紹介します。 「 […]

曽我スティーブン 弘真

ファイナンシャルアドバイザー レイワファイナンシャル*ハワイ出身のバイリンガル。皆様の生活を守り、安心な将来を送っていただけるようファイナンシャルプランのお手伝いをしています。