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郵便システムがグダグダ!!

それ!在米あるある Vol.03
郵便システムがグダグダ!!
by バートリー今日子
それ!在米あるある

米国から日本の家族や知人に小包を送ったり、 日本から食べ物や生活用品を送ってもらったり。

米国内でも書類や小包を出すために郵便局や配 送会社を利用する。経験したことのある方は多いと思います。しかーし、アメリカの郵便物は様々なトラブルに出くわす頻度が実に高い!
今回は米国の郵便事情と、困った・呆れた例を紹介します!

郵便物の破損・誤配達・紛失は当たり前?!

日本では、破けて届いたり、別の家に届い たり、途中で無くされるなどの高レベルな アクシデントはなかなかないと思います。 が! 米国では結構な頻度で起こります。 手紙の封筒が破けて中身が無くなってい たり、どんな道中を乗り越えてきたの? と、 驚くほど箱がズタズタになっていたり。

心優しい皆さんは「コロナ後は特に通 販の需要が急に高くなったし、荷物が増 えて大変なのかな?」と思うでしょう?安 心してください。コロナ等一切関係なく 以前からだいたいこんな感じです。

小包がアメリカ一周旅行状態に陥る現象

配送システムの多くはトラッキングナンバーのおかげで追跡ができて便利! でも、通販などで発送された小包がアメリカのあっちこっちを彷徨うこともあります。西海岸で発送されたのに中西部の届け先を通り越して東海岸に行き、そこからてんやわんやでやっと届く。最悪全然関係ない地域で止まった挙句に音沙汰がなくなる。結構聞く話だけど、どうしてこんなことになっちゃうんだろう?

ポーチ・パイレーツ

って聞いたことありますか? これは玄関前に届いた小包を盗む人のこと。 最近至る所で頻発しているようです。 アパートや集合住宅で他人宛の小包を持って行ったり、一軒家のポーチに置かれた小包を盗んだり。 対策としてはアマゾンロッカーに届けてもらったり、監視カメラを使ったりがおすすめ。

特にホリデーシーズンは遅延に気をつけて!

これからアメリカの年末商戦、ホリデーシーズンが本格的に始まります。サンクスギビングからクリスマスの間は、米国の消費者が一年のうちで最もお金を使うと言われます。この時期には配送のキャパが毎年必ずオーバーするので、「プレゼントやカードは数週間は余裕を持って早めに出す」ことを口酸っぱく言われます。これは日本から物を送ってもらう場合も同じで、日本の郵便局でも「アメリカに送るなら12月上旬までに!」と言われるようです。日本の「年賀状はお早めに」と似ていますね。

大事な書類も普通郵便!?

グリーンカード・土地の権利書・小切手・クレジットカードなど、大事な物も普通郵便で来 ることが多いのが米国。届くまでハラハラ、今か今かと見張ってしまうことも。

私の経験ですが、以前の住居が階段を10段ほど登った所にあったためか、トラック を停車した瞬間ドア口への配達を諦められてしまうことが度々ありました。通販で買った iPadを歩道からポーチに投げられたことも。これは流石にドアを開けてその場で「今の 見たぞ!」と文句を言い、買ったお店に連絡する際は配送業者のせいとして返品・交換 してもらいました。

皆さんもアメリカ生活の中、こんなびっくり体験したことありませんか?

Writer’s Profile

バートリー今日子
バートリー今日子
米国在住ライター&アーティスト。在米日本人の「?」が「!」になる生活情報ブログ「なんだろなアメリカ」執筆。Twitterにてオンライン在米日本人コミュニティ #在米鍋会 運営。日々絵画の制作と執筆に勤しんでいます。
Instagram:nandaronaamerica

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