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アメリカに住んで数年ふと気づいたら米国人化

それ!在米あるある Vol.05
アメリカに住んで数年ふと気づいたら米国人化
by バートリー今日子
それ!在米あるある

アメリカに移住する前は「米国人ってフレンドリーで、自分の意見をはっきり伝えられて素敵!」などポジティブなイメージがあるかもしれません。日本から離れて長く暮らすようになると、当然人とのコミュニケーションの方法や対処法がアメリカ人化してきます。みなさんも、こんな自分の変化に気づいたことはありませんか?

気さくに ”Hi!”、”How are you?”と声をかける&微笑む!

お店で店員さんが声をかけてくれたり、お客さんも自分から挨拶したり、世間話をしたり。時には街ゆく人が気さくに微笑んでくれることも。これは住んでからまだ日が浅いうちは、普段の光景としては新鮮かもしれません。

最初は日本と比べてフレンドリーに感じて嬉しくなりますが、この一連の生活習慣には「私は怪しいものじゃありません」といった意思表示で、それをしなければいけない文化的背景も含まれている場合があるので、私たちもさっと口から出てくるようにしておきたいものです。思いがけず目が合った際に「敵意はありません」という意味合いで微笑む場合も。

日本語でも英単語が出てきてルー大柴化する

日本人と日本語で話しているはずなのに、咄嗟に出てくるのが英単語。しかもなぜか微妙な部分だけ。英語で話さなきゃと思って意識している時間が長いからか、今度は日本語が出てこなくなるという不思議なルー大柴現象。どっちの言語にも完全にスイッチが入りきらないんですよね。

さらに在米暦が長くなるにつれ、日本語に直訳できない英単語の知識も増えてくると、今度はそっちを使ったほうが言いたいことにしっくりくるようになったりもします。

みなさんも体験したことありませんか?

米国人化

日々起きるアクシデントにアメリカに住んで数年 ちょっとやそっとじゃ驚かなくなる

物が壊れたり、不良品に当たったり、約束したのにメールが来ないなどのトラブルが起きる米国暮らし。最初はストレスですが、数ヶ月、数年後は寛容になったのか鈍化したのか、冷静に解決策だけを考える自分がそこにいる。

しかし、中には明らかに相手が悪い場合や、こちらが被害を被る理不尽なことも。その時は自ら正当な主張をしなければ、誰もあなたの立場に気づかないかもしれません。

米国人は「意見を言わなければ異論がない物だと見なされる」前提の場合が多いので、相手が善意で察してくれることを期待するのはNGな場合も。言うべきことを言ったりネゴシエーションのスキルがついているなど、気づいたらアメリカ人化してる現象は在米の醍醐味と言えるかも?

気軽に人に話しかける

日本では、知らないお客さん同士がいきなり会話するって、かなりレアなことだと思います。でも私の場合、渡米してから「いきなり世間話現象」に遭遇することが多発しました。慣れないうちは距離の近さにびっくりしますが、みなさんはどうでしょうか。

犯罪や、人種差別、銃社会など、常に一定のレベルで神経をピリピリさせている米国生活でも、人畜無害な店員さんやお客さんと思わず雑談が進んで癒やされる、という謎なイベントです。慣れればどんどん楽しめるようになってきて、むしろ自分からも知らない人に話しかけるハードルが下がりました(笑)。

しかし! これを日本でやったら完全に変な人ですね!

Writer’s Profile

バートリー今日子
バートリー今日子
米国在住ライター&アーティスト。在米日本人の「?」が「!」になる生活情報ブログ「なんだろなアメリカ」執筆。Twitterにてオンライン在米日本人コミュニティ #在米鍋会 運営。日々絵画の制作と執筆に勤しんでいます。
Instagram:nandaronaamerica

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