
こんにちは! 今年の夏はやっと日本に一時帰国できるとワクワクされている方も多いのではないでしょうか? 今回のあるあるは、日本に帰った時に体験する実に興味深い現象、「謎の錯覚&心理状態」です!
レストランであれ…? こんなんだったっけ?
日本に着いたら沢山外食したいですよね。「あー、久々の日本、戻ってきたんだなー。この雰囲気だよなー。何食べようかなー。」と席についてから、出されたお茶に目をやると…。あれっ!? 湯呑みがちっちゃ!!! えっ? 手のひらサイズ?!
日本に住んでいた時はそんなことは思わなかったのに、アメリカの飲食店のサイズに慣れきってしまったがための錯覚。改めて米国と日本は、色々とサイズが違ったのだと痛感する瞬間です。

気のせい? 昔はもっと入っていたよね?
米国では通常時でも毎年インフレ率が4%以上などとよく言われます。食品の場合、値段が上がることはあっても、中身がいきなり減ったり、サイズが小さくなったりする傾向はあまりないように思います。
しかし! 久しぶりに日本でお菓子などを買った際、高確率で「昔よりも量が少ない」「1個当たりのサイズが小さくなった」などに気づきます。特に小分け包装のお菓子類やパン類など。極力値段を上げない企業努力を感じると共に、物足りなさと少しの落胆。長い間日本を離れていたがために、ギャップを大きく感じますね。
街の人々を眺めてドキッとする!
まだまだあります。外に出るとまた気づくことが。歩行者が全員細い! てか日本人めっちゃスタイル良い! 太ってる人いないの?
慣れてしまっていたけれど、米国に住んでいる人たちってやっぱり大きかったんだと気づく。
米国では人種、体格、髪型、肌の色、民族や宗教などによる服装もさまざまなのが当たり前。日本のように一つの文化・民族でほとんどが占められ、見た目が似通っている状況にも、脳が認識エラーを起こします。逆カルチャーショックですね。
おかしいな?今ちゃんと食べたはずなのに…
やっぱり日本の食べ物は美味しい! 高いお金を出して外食しても、アメリカでは純日本風の食事はなかなか食べられない地域がほとんどです。一時帰国の間に、ずっと食べたかった故郷の味を満喫しようと予定を立てている方も多いでしょう。日本と米国の食事の違いには、そのプレゼンテーションもあります。和食は一人前の品数が豊富で、器も盛り付けも目を楽しませてくれます。よくある和食セットなんかは、お刺身、天ぷら、ミニサラダ、茶碗蒸しやミニうどんなどが一つのお盆に綺麗に並び、インパクトもボリュームも満点、食べる前から見た目で満足もできます。
しかし、全部食べ終わってから気づく違和感…。あんなに盛りだくさんなセットを食べたはずなのに…はずなのに何故かまだ満たされない感じ。むしろまだまだいけそうな予感…。そうです、足りないのは量! 米国暮らしのおかげで我々の胃袋は大きくなり、満腹中枢もアップグレードしていたのです!
日本の人がスリムな理由を痛感する瞬間ですね! さて、もうちょっと注文しますかね?(涙)
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